日々のストレスから解放される聖地、バリ島
神・自然・人間が調和する聖なる島、バリ島。
インドネシア、バリ島へは、成田発のガルーダインドネシア航空が唯一の直行便で7〜8時間ほどの空の旅で、癒しの島バリ島に到着します。
バリ島旅行は、海側のリゾートと渓谷側のウブドを組み合わせて滞在しましたが、特にマイナスイオンあふれるウブドの渓谷とヤシの木の美しい棚田の風景の美しさにすっかり魅せられました。
ヒンドゥー教が日々の暮らしに息づくバリ島‥
インドネシア、ジャカルタは約90%の人々がイスラム教徒ですが、バリ島では約80%の人々がヒンドゥー教を信仰しています。
バリ島では、ヒンドゥー教が毎日の暮らしに深く根差しており、万能の神様ガネーシャ神が大切に祀られ、家の前や店先には、お供物(チャナン)とお線香が毎日欠かさず供えられています。
ウブドは、映画『食べて、祈って、恋をして』のロケ地
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バリ島、ウブドは、ジュリア・ロバーツ主演の映画『食べて、祈って、恋をして』(原題:「Eat,Pray,Love」)のロケ地にもなりました。
原作は、ニューヨークに暮らす実在のジャーナリスト、エリザベス・ギルバートの自伝的小説で、都会での生活や将来への不安から解き放たれるために、人生を見つめ直す旅に出る現代女性の姿が象徴的に描かれています。
そして、ジュリア・ロバーツが演じる主人公リズが、占い師に未来を占ってもらうシーンで登場する同じ占いの家で、私も本物のクトゥ・リヤール氏に占ってもらいました。
彼らはメディスンマン(medicine man)やバリヤンと言われ、先祖代々土地の人々を占いや祈祷などで癒してきた、村のお医者さん的存在のようです。
クトゥ・リヤール氏の家を訪ねるのは2回目でしたが、96才とはとても思えない、輝く満面の笑みとしっかりとした英語で占ってくださいました。予約は受けないので、早朝から番号札をもらって順番を待つことになります。
家族が共に暮らす家の中庭で、鳥籠の鳥のさえずりを聴きながらのんびりと順番待ちをしていると、なんとも言えない安らかな気分になっていきます。
バリ島ウブドの自然の中に身を置くうちに、いつしか日常のストレスから解放されていきます。
私もリズのように、クトゥ氏からいただいた預言✨を実現させていきたいと思っています。
映画の中で、主人公リズが恋人となる彼と運命的な出会いをするシーンで響いていた、
ゆったりとしたボサノバのリズムが、いつまでも心に残ります。
緑鮮やかなヤシの林、のどかな田園風景に魂が浄化されるウブドへ、コロナ禍が落ち着いたら、再び訪れたいと心から願います。🤲✨