前回ご紹介した、2025年7月4日〜24日の21日間及び、8月26日〜9月21日の27日間の**「凌犯(りょうはん)期間」**。
この特別な時期には、通常の吉凶が一時的に逆転し、注意深い行動が求められますが、さらに**「六害宿(ろくがいしゅく)」と呼ばれる障害が起こりやすい宿**にも注意が必要です。
今回は、この「六害宿」とは何か、また各宿がどの日に注意すべきかを詳しくご紹介します
※ご自身の宿を知りたい方は、こちらのサイトをご利用ください。
「六害宿(ろくがいしゅく)」とは?
六害宿とは、凌犯期間中に特に障りが出やすいとされる6つの宿のこと。
これらの宿に該当する日は、その宿に属する人にとって運気が不安定になりやすいとされており、油断や強引な行動は慎むのが賢明です。
🕯 六害宿の6つの関係と、日ごとの過ごし方アドバイス💖
その日の“人間関係”と、あなたの心の整え方
◆ 命宿(めいしゅく)
◆ 自我が強くなりやすい日
凌犯期間の「命宿」の日は、原典に「即ち厄に会う時なり」とあり、ちょっと怖いですが、極端な場合生命に危険がおよぶ、とさえありますから、旅行や移転はすべきでなく、外出する際にはくれぐれも注意が必要です。重大ごとの決定や契約もさけて。諸事ひかえめに、礼儀正しく和合をこころがけてすごしましょう。
やむをえない出張や旅行などの場合は、先祖にお参りしたり、自分の身を守るモノ、たとえば数珠などをもっていくとよいでしょう。できるなら飛行機より列車がよいでしょう。また、人の運を借りるということもあり、同行の強運な人の運でカバーすることもありです。
今日のテーマは「自分の中心を取り戻すこと」。
心のノイズから一歩離れ、本来の自分に立ち返って。
◆ 意宿(いしゅく)
原典に「意宿の日は必ず愁苦多し」とあるように、思いや理想が噛み合わず、無力感や悲しみを覚える場面があるかもしれません。
でも、分かってもらうことがすべてではありません。
理解されない痛みを通じて、逆に「どう生きたいか」が浮かび上がる日でもあります。感情より、視点を変えて。少し高い場所から、自分と相手を見つめてみるとよいでしょう。
この日の転勤や転職は避けるべきです。本来安宿の日ですが、旅行は控えてください。
◆ 事宿(じしゅく)
忙しさに飲まれやすく、心身の余白が削られがち。
目の前のことをただこなすのではなく、「なぜこれをやっているのか」に立ち返ってみて。原典に「事宿の日は殃咎(おうきゅう)を招く」とあり、つまり災難をまねくという意味です。
この日は交渉ごとはすべきでありません。また、人を批判するような言動も慎んで過ごすことが肝要です。
◆ 克宿(こくしゅく)
自分の正義が強く出やすく、人との衝突の火種になりやすい日。
「間違っていない」ことと「正しい伝え方ができている」ことは別物。
必要なのは力ではなく、伝える技。今日は、口数より言葉選びを慎重に。
原典に「克宿の日は財を失い官を失い勢力を衰損す」とあり、基本的に金銭を動かす行為は避けるべきで、金銭貸借などもすべきでなく、預金でさえもさけるべきとされています。投資などはもっての他で、土地売買にも不適な日とされています。
◆ 聚宿(しゅうしゅく)
人との距離感が崩れやすく、感情の起伏も大きくなりがち。
近すぎて疲れるなら、少し離れて呼吸を整えることも必要。
沈黙や休むことに、罪悪感を持たなくてよいです。
原典に「この日は財を忘失して囚閉さる」とあります。社会性のある人間関係においても、私的な人間関係においても、対立や喧嘩は絶対にさけてください。恋愛に関する積極的な行動も控えて。また目立つ行動もさけて、万事控えめに過ごすのがよいでしょう。
◆ 同宿(どうしゅく)
人の感情に深く共鳴しすぎて、自分を見失いやすい日。
繊細さと共感力は大きな資質ですが、今日は「境界線」を意識して。
相手を思いやるあまり、自分の感情を後回しにしないように。
あなた自身の安定こそが、人を照らす力になります。
この日は特に、私的な人間関係のなかに波乱をおこさないよう気をつけるべきです。また、婚約や結婚などの慶事であっても、この日な用いないほうがよいでしょう。
宿曜は、単なる運勢ではなく「自己理解の道具」。
感情に飲まれず、意識的に整える力を育てていきましょう。
より深く知りたい方は、宿曜占星術で学んでみてください。
六害宿に当たる日の過ごし方(7つの心がけ💖)
それでも六害宿を避けられないビジネスマンなど、やむをえない事情の場合は、以下のことを心がけて六害宿の凶日から逃れるようにしてください。
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契約・決断は延期できるなら保留に
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時間にゆとりを持って行動する
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言葉遣い・LINEの内容も丁寧に
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小さな善行を意識して行う(席を譲る、挨拶など)
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ネガティブな言葉を口にしない
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神仏・ご先祖への感謝を忘れずに
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数珠やお守りを身に着けるなど、安心できるものを携帯
六害宿にあたる日は、過度に怖がる必要はありませんが、「心に余白をつくる日」として意識してみると、逆に運が整ってくるという考え方もあります。
🪷おわりに|凌犯期間は“内なる浄化”のチャンス
六害宿の日は、まるで人生の「メンテナンス日」✨
焦らず、無理せず、日常を静かに整えることが何よりの過ごし方です。
心静かに過ごしたその一日は、あなたの運気を整え、次の良い流れに自然とつながっていくでしょう。🌿